エッセイ_大山(神奈川)
大山観気(神奈川県伊勢原市)
江戸では、富士に登らば大山登れとうたわれて、大山詣でが流行った。明治以前は「大山石尊大権現」(おおやませきそんだいごんげん)と呼ばれ、山頂の磐座と中腹にある二重の滝(にじゅうのたき)が大山修験道の聖地として崇められてきた。
アイヌ語の「アヌプリ」(偉大なる山)が名のおこりと言われるが、「雨降り山」とも呼ばれ、雨乞いの神とされた。湧き水の豊かな山であり、阿夫利神社下社の地下の大山名水をいただくと、甘くとろけるようにうまい。
本殿に刀(たち)を奉納しお祓いを受けた。平日だったせいか、広い本殿の中でただ一人、大太鼓が響く中、御祈祷を受けられ感無量であった。
終えると昼過ぎとなってしまい、今回は山頂の本社への登拝は叶わなかった。ご神体の磐座への祈願は次回の楽しみとしたい。
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