エッセイ_西安・黄帝陵
西安・黄帝陵観気 2018年10月9日~10日
X'ian / Mausoleum of the Yellow Emperor Power Spot Kanki Tour
青空が広がる秋に、中国、西安と黄帝陵の観気の旅に出た。西安は、古には長安と呼ばれ、京都や奈良のモデルになった都であり、四神相応の風水の都で、奥ゆかしい古都の気が漂っているようで心地よかった。西安には、世界最大級の秦の始皇帝陵墓があり、その北方200キロのところに五帝の最初の帝である黄帝の陵墓がある。中国風水では、宇宙自然の生気の集まる聖地に、帝王の陵墓を祀れば、子孫が繁栄するという風水の伝統がある。その陵墓の中でも最大規模が秦の始皇帝陵墓であり、最古4,500年前の墓が黄帝陵である。それらを回りながら、その気に浴してみたが、紺碧の空の下、黄帝陵の清々しさ美しさは、例えようもないほど心地良かった。
黄帝は中国医学の元祖であり、気功の開祖というべき伝説の聖人である。陵墓を参拝し、混元太極拳を奉納した。その直ぐそばに、前漢の第七代皇帝の武帝が建てたと云われる「漢武仙台」(仙人となった黄帝をお迎えする台)という高さ7~8メートルの塚がある。なにげなく登ってみると、滝俊元という風水研究家がおり、黄帝陵の風水の凄さを説明してくださった。これも不思議な合縁奇縁であった。
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