気を放つ風景 photography

樹木の気配を感じる

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樹木の気配を感じる

 樹木の周りには、エネルギーの場「気の場」がある。波紋のように水平に広がる場であったり、地中から根、幹、枝、葉、空中へと縦に循環する場であったり、幹の中を螺旋状に昇るエネルギーの流れであったり、そこに見られるのは、地と天を結ぶエネルギー循環であり、生命の呼吸である。

風水の良い場に巨木あり

 風水が良いところは、日当たりが良く、風通しが良く、水に恵まれているので、必然的に巨木が育つ環境となる。だから、巨木のある場は、風水が良いところであり、聖地といってよい

樹木は呼吸し、浄化する

 樹木は葉の中において光エネルギーと空気中の二酸化炭素を取り入れて炭水化物を合成し、酸素を放出する。樹木は二酸化炭素による温暖化作用を防ぎ、環境を浄化してくれるのだ。

樹木は癒す

 樹木は自ら移動できない代わりに、殺菌効果のあるフィトンチッドと呼ばれる揮発物質や健康効果のある芳香成分(アロマ)を放って、自らを守っているが、そのアロマは周りの動植物を癒してくれる。

樹木はモビール・アート

 根が大地に張り、幹が天に垂直に伸び、枝葉を水平に伸ばす樹木独特の形は、巨大なモビールのような三次元の空間彫刻と言っていい。絶妙にバランスを取りながら伸び、決して重心を崩さない。

森は深層の意識の世界

 神話や童話にはよく樹木や森が登場する。樹林には精霊が棲み、森には悪魔や神が隠れている。森の気配は、人の無意識とつながっているのかもしれない。人が森や樹林に癒されるのは、そこが心の深層世界とつながっているからではないだろうか。

樹林気功

 野原や森をゆったりと散歩しながら、土の感触や植物の香りや木漏れ日などを味わい、森林の気配を感じてみよう。自分と相性のいい気の場の中で、しばらく自然体で立ってみる。さらに以下の樹林気功を試みれば、樹林の生気と一体になり、身も心も生まれ変わったように爽快になるだろう。

  • 樹木に拝礼し前に立つ:木の正面に立ち、人の家を訪ねるときのように会釈する。挨拶したら、しばらく樹下に立たせてもらおう。両手を左右にやや広げ、木の幹に向けるようにするといい。自らが鏡に映った樹木のように立ち、雑念を去り、その気場に溶け込む。
  • 生気のシャワーを浴びる:森の中には大地に根を張る力、天空へと伸びる力と両方がある。天への力が強い所では、手を上方に広げて、枝葉から放出される生気を浴びるような気持ちで立ってみる。また反対に、根の方に手をかざすように立ってみる。
  • 樹下を歩く:樹根は枝の範囲以上に大地に広がっている。両手を根や大地にかざすようにして、根の気配を感じながら、根を傷つけないよう、ゆっくりと静かに、膝を柔らかくして中腰にして歩む。雑念が消え、体のバランス能力が高まり、自然に足腰が強化されてくる。
  • 樹木に触れる:木に挨拶してから静かに近づき、手のひらで幹に触れ、木の脈動を感じてみよう。幹、掌、内臓、足、木の根という気の流れをイメージしてみてもよい。その樹木の気の流れは、体の疲れたところを癒し、元気を充電してくれるだろう。
  • 樹気の循環に交流する:季節や時間ごとに樹木の生気の循環は変化していく。その流れに同調することで、樹林の生気で心身が浄化され、元気になる気功法を紹介する。樹林と自己が生気の流れの中で、交流し、融和していくのを味わうことができる。

*詳しくは『体感 パワースポット』をご覧ください。

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