気を放つ風景 photography

観気の旅に出よう

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観気の旅に出よう

偶然のご縁、出会いを楽しむ

 場はいろいろあるが、たまたまこの地に住んでいる、なぜかあの土地の風景に引かれる、偶然その土地に行く用ができてしまう、ということなど全てその土地との縁である。旅もまた縁であり、さまざまな自然との出会いがあり、季節との出会いがある。そういった心動かされる出会いを大切にしたい。

旅のイメージを残す

 旅の気色(けしき)は次々に変化し、後に戻ることはない。人は間もなくその感動を忘れてしまいがちである。そこで、感じたイメージをメモや写真などに残しておくといいだろう。絵の得意な方はスケッチで残せばいいし、俳句ができる方は、句をしたためるのもいいであろう。

旅の護身法

 日本の治安はいい方であろうが、油断は禁物である。いい出会いもあるが、事故にあったり、忘れ物をしたり、悪い人につけ狙われないとも限らない。ここでは、旅で歩く時に役立つ護身法を紹介する。
 人ごみの中を安全に歩く方法は、遠くに視線を置き、視野を広くして、雑踏の全体の流れを観じることである。逆に人気のない野山や、人通りのない街路を歩いているときには、数百メートル離れている人や獣の気配を察知するつもりで歩いて行くべきである。
 このような心を落ち着け、遠くに視線をおいた歩き方ができるようになると、隙がなくなり、事故や犯罪から自然に身が守られるようになる。背筋を伸ばし、視野を開き、リラックスして歩いて行くと、周りの人々や風景が映画を見るように鮮明に見えてきて不思議な感覚を覚えるはずである。

地図、方位磁石を手に出かけよう

 これまで述べたことを参考に、気配を感じる旅にでよう。ポイントを地図で確認し、巡るルート、日程を計画する。地図、方位磁石、資料、水筒、雨具、カメラ、メモ帳などを持ってでかけよう。山や河、風と光、そして樹木や草花と語らいながら、その土地の気配を感じながら巡って行こう。
 我々を生かしてくれている自然の気に感謝しながら巡りたい。その土地、自然への慈しみの心があれば、行く先々で奇な縁が結ばれ、楽しい旅になる。心身が聖地の気と一つになれば、天と人とは感応しあい、自然は不思議なパフォーマンスを見せてくれるだろう。

*詳しくは『体感 パワースポット』をご覧ください。

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